ポール・ケアホルムが1957年にデザインしたフリッツ・ハンセン社のPK11です。
1985年製のセミヴィンテージコンディション、座面はブラックレザーのモデルになります。

ケアホルム自身もPK55と合わせて自邸で愛用していたチェア。3本脚のスチールバー、集成材のバックレスト、レザーの座面で構成された完璧なまでのプロポーションは、氏が手掛けた数々のチェアの中でもひと際存在感を放っています。

2脚ともほぼ同等のコンディションで、フレームに経年のくすみやサビは若干見られますが、背もたれの木部に特筆すべきダメージはなく、飴色に焼けた雰囲気のある佇まいです。座面レザーは過去に張り替えられており大変綺麗なコンディションで、これからも永くお使いいただけると思います。

Designed by Poul Kjaerholm
Made in Denmark