カッシーナ社製のLC4、通称“シェーズロング”です。
2000年前後に生産されたもので、毛皮（白黒茶混）シート×クロームフレームのモデルになります。

1929年に開催されたサロン・ドートンヌで発表された作品。体のラインに合わせて成型されたフレームはベースの上を滑らせて自由な角度に設定でき、当時としては非常に革新的なデザインだったことが想像できます。90年近く経った現在でも、20世紀に生まれた名作としてカッシーナ社で生産が続けられています。

ハラコのシートは部分的に毛が薄くなっている箇所がございますが目立つものではなく、ヘッドレストも綺麗な状態で全体的に大変清潔なコンディションを保っています。フレームもサビやくすみのない大変綺麗な状態で、カッシーナ社の刻印も確認できます。ベースに小キズや若干のサビは見られますが雰囲気を損なうものではありません。

Designed by Le Corbusier‚ Pierre Jeanneret‚ Charlotte Perriand