イームズやネルソンと並んでアメリカのミッドセンチュリーデザインを支えたフィンランド人建築家、エーロ・サーリネンの72サイドチェアです。
50年代製、希少な背もたれがFRPのタイプです。

サーリネンが手掛けたジョン・F・ケネディ国際空港のTWAターミナルを彷彿とさせる大きく弧を描いた背もたれは、素材が持つ弾力性でゆったりと体を支えます。
座面もウレタンが厚く入っていますので、座り心地は大変良いものです。
Knoll社の希少な旧タグも残っています。

背もたれのFRPにエッジの当たりキズや薄いシミは見られますが、割れ等のダメージはなく、座面ファブリックとウレタンは新しいものに交換しておりますので、気持ち良くお使いいただけると思います。
脚部にサビもほとんど見られず、若干の不陸がございますが、座るとしっかりと安定します。

Designed by Eero Saarinen
Made in USA