1954年にハーマンミラー社から発売されたイームズ・ソファコンパクトです。
ジラルドファブリック張りのフルオリジナルコンディションです。

場所を取らない「コンパクトさ」と、手鏡の「コンパクトのように」折り畳みができることからネーミングされたソファ。イームズ夫妻が自宅用にデザインしたソファが原型となっていますが、現代の生活様式にも非常にマッチした機能的なソファです。

スチール製のベースと3枚のクッションパネルで構成され、面で体を支える構造になっています。座面下にはスプリングが敷かれ、座り心地も非常に良いものです。
また、現行品は背もたれが固定式となっておりますが、こちらは背もたれが折り畳みできる当時の仕様です。固定用のボルトも付属します。

ファブリックはアレキサンダー・ジラルドがデザインしたマルチストライプ“Mogul 081”。
小さな糸の飛び出しが見られる部分はございますが、破れや目立つ汚れもなく、清潔な状態を保っています。
座面ウレタンのヘタリもほとんど感じられず、座面下のスプリングもしっかり残っています。
脚部にサビやくすみも見られず、当時のものとしては素晴らしいコンディションを保っています。

Designed by Charles & Ray Eames
Made in USA